【ドアAR】リアルなドアが出現してシュミレーションが可能に

フルハイトドアというものをご存知でしょうか。神谷コーポレーションから発売されている、フレームがない(正確に言うと枠が見えない)ドアです。天井までの高さがあり、開放感のある部屋を演出することができます。

文字で書いてもわかりにくいですが、フルハイトドアについて非常にわかりやすいアプリがあります。それが飛び出すカタログアプリ「どこでもフルハイトドア」です。

ダウンロードはAppStoreやGoogle Playから無料ですることができます。使い方はマーカーを読み取り、商品を選ぶだけです。

マーカーは、カタログをもらうか、神谷コーポレーションの公式サイトからダウンロードして印刷します。

アプリでは商品選択ができます。ドアと手すりのデザインは別々で選べ、色の変更、曇りガラス・透明ガラスの選択ができます。

最初に出るドアは小さいものですが、「微調整」のアイコンから実物大にできます。

スクリーンショットもでき、ドアのイメージを工務店さんに伝えることができます。

最近、家具選びに活用できるアプリが増えてきました。購入する前に部屋の雰囲気と合うか検討しておくと、買い物の失敗が少なくなることが期待できそうです。

公式サイトはこちら

【福祉AR】QRコードをかざすと手話が出現

今回は、聴覚障害者を支援することを目的としたARアプリをご紹介します。

イギリスのロイズ銀行が、聴覚に障害がある方に向けて、手話翻訳アプリ「Signly」を開発しました。

アプリをインストールしてQRコードをかざすと、画面上に人が現れ、文章を手話で通訳をしてくれるというアプリです。

「手話に翻訳しなくても、文章にすれば良いのでは?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、英語とBSL(イギリス手話)は文構造など違う点があるため、BSLを第一言語として使用する人々にとっては、文章を読む、コミュニケーションを取るといった場面で困難を感じることが多々あるそうです。

また、手話通訳者の方であっても、手話でこの単語をどう表現したら良いのだろう、と悩むこともあるそうです。

しかしこのアプリがあれば、コミュニケーションをとりやすくなり、聴覚に障害のある方が、より社会に参加しやすくなりそうです。

現在はまだテスト段階で、英語のみの対応となっているようですが、日本はもちろん、世界中に広がってほしいアプリです。

公式Webサイトはこちら。
Bringing information to life for deaf users – Signly