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【観光AR】ARを利用した観光ゲームで地方活性化

群馬県桐生市で、商店街を回遊する観光ゲームが行われています。

「2116 FEEL & COLOR それでもここにいる理由」は、桐生駅周辺に来ると遊ぶことができるゲームです。

遊び方は、まず、公式ホームページからアプリをダウンロードします。受付などは必要なく、桐生駅周辺に行けば遊ぶことができます。

街の至るところにあるセンサーから指令が出され、ストーリーが進んでいきます。スポットに行くと出題されるクイズを解きます。クイズが不正解だった場合、罰ゲームでヨガのポーズが用意されています。友達と一緒に、家族と一緒に楽しめるのではないでしょうか。スポットを9箇所回るとクリアとなります。

また、通常のミッションとは別に、サブミッションが入ることもあります。参加するかしないかはユーザーの自由となっています。

クライマックスではプロジェクションマッピングが使用されたゲームになっており、ラスボスとの戦いを演出します。

ゲームの実施期間は、2017年3月31日までです。ゲームのプレイ時間はサブミッションを含めると平均3時間から5時間です。1日で回りきれない場合は、次の日に遊ぶこともでき、ゲームをやめたところで続きを始めることが可能です。

アプリは公式ホームページからダウンロードできるほか、iPhoneおよびandroidの各種スマートフォンのアプリストアより、無料でダウンロードが可能です。

スポットを探索させることで商店街を回遊させることができるので、商店街の売り上げにつながる行動を取るユーザーも出てくるでしょう。商店街を回遊するため、商店街にある店をユーザーが知ることにもつながります。

ゲームは、勝敗によってエンディングが異なるマルチエンディングとなっています。期間中であれば続きからでもゲームを楽しめる、ということだったので、平日にのんびりゲームを進めることも、休みの日にしっかりゲームをすることもできます。このように色々な楽しみ方ができるところは、今後のイベントゲームで増えてくるかもしれません。

【御朱印AR】御朱印から神様が出てくる?御朱印ARアプリ

神社を参拝した時に、御朱印をいただきに来る方を目にすることが多くなりました。個性あふれる御朱印が、多くの方の心を掴んでいるようです。

今回はそんな御朱印をテーマにしたARアプリのご紹介です。

福岡県にある紅葉八幡宮の御朱印を専用アプリで読み込むと、官吏さんが現れて神様を呼び出します。そして神様のお話や、紅葉八幡宮について学ぶことができるというものです。

アプリを楽しむには、紅葉八幡宮のサイトやApp Storeからアプリをダウンロードし、アプリを開きます。

「はじめる」を押すとカメラが起動し、御朱印にかざすと、官吏さんが現れ、神様を呼び出します。登場した神様をタップすると、アクションをした後、ポーズを取ってくれます。

音の演出があるので、是非音を出して楽しむことをお勧めします。

全員で3人の神様が出てきてくれます。他にもアプリでは、神様のお話や紅葉八幡宮の歴史を知ることができます。

 

試したいけども、御朱印がないという方でも楽しめるように、ホームページに御朱印の画像が置いてあります。

Image uploaded from iOS

アプリをダウンロードして、スタッフが実際に試してみました。見事に官吏さんが現れました。ただ、印刷をせずにパソコンの画面で御朱印をスキャンしてしまうと、この画像のように神様を上から見下ろしてしまうことになるので、印刷してから楽しむことをお勧めします。

紅葉八幡宮や神様について知識を深めることができるほか、子供に聞かせる時にも喜ばれそうなものですね。

宣伝効果も期待できると思います。

今後、スタンプをスキャンすると何かが出てくる、というようなアプリが増えてくるかもしれませんね。

【観光AR】アプリで震災の状況を後世に残す

今回紹介するのは、福島県が配信を始めたアプリについてです。

福島県は平成28年10月31日に、スマートフォン・タブレット向けアプリ「ふくしま記憶と未来体験アプリ」の配信を開始しました。

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https://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/arfukushimakiokutomiraitaikenn.html より引用)

このアプリは、浜通りの被災地を訪れる人に震災の記憶や、復興していく福島の姿を映像で伝える、というものです。

これは震災の教訓を後世に残そうと考えられたもので、震災の風評・風化防止につなげようとされているようです。本年度中には、このアプリを使った視察やツアーも考えられているようです。福島の理解に繋がりそうなアプリです。

アプリでは相馬市、南相馬市、新地市の各市町村27地点で動画や写真を見ることができます。動画と写真には、津波が押し寄せる様子や発災直後の被害状況など当時の映像が流れます。コンテンツの写真は透過させることで、復興が進んだ今の風景と重ねて見ることができます。

また、ARマーカー(コンテンツを再生するための特定の画像)で、広告紙やチラシに掲載されたARマーカーを読み込むことで、動画や写真などのコンテンツや詳細情報を閲覧することもできます。

震災の状況を後世に伝える新しい形と言えそうです。

福島の浜通りを訪れる際には、使ってみたいですね。

【観光 AR】街歩きがもっと楽しく、もっと便利になるAR

街歩き AR

皆さん、観光等にはお出かけはしていますか?
でも、地図をみて準備万端で行ったつもりでも、実際行ってみるとなんか思ってたのと違って迷った…。
なんてことありませんか?

第34回医療情報学連合大会で発表されたARアプリは、外に出たときにこのように迷ったりすることを激減させてくれます!
このアプリは現在神戸ポートアイランド用に作られているのですが、ポートアイランドの町にかざすと、
その町の施設の外観やGPS情報を読み取って、施設の名前、観光名所の場所、トイレの場所、AEDの場所など観光に出たときに
必要なあらゆるものの場所をスマホの画面を通して町にの画像に重ねて表示してくれます!

これほどの処理を行うにはかなりのデータ容量が必要になり、端末の動作が重くなったりしそうですが、
webサーバ上でデータの保存や処理を行うことによって、動作を軽くしています。

よって、サービス利用者の使用端末のスペックはあまり気にせずにサービスを展開できます!

また、GPSのデータも活用することにより、施設全体を写せない場所でも、施設名等のデータの表示が可能です。

まだこれは試験段階であり、神戸ポートランドでしか実装されていませんが、全国でこのようなサービスが広がっていきそうです。
そのときにどのような展開を自社が行うのか、考えていく必要がありそうですね。

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