【生活AR】iPhoneとARで楽しく探し物「Pixie」

鍵や財布を、どこかに置き忘れた。それで困ったことはないでしょうか。

今回は、iPhoneとiPadを探知器のように使い、探し物を早く、そして楽しく見つけ出すことができる「Pixie」の紹介です。

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(引用:https://www.getpixie.comから)

Pixieはアプリと付属品からなるシステムです。

まずはiPhoneまたはiPadにPixieアプリをダウンロード。そして、アプリを使う端末と無くしそうなモノに「Pixie Point」を装着します。Pixie Pointsは独自技術により開発されたPixie専用の装置で、鍵、財布、カバン、リモコンなどに付けることができます。また防水仕様のため、犬の首輪などにも安心して付けることができます。

アプリを開いて探し物の名前をタップすると、その探し物と対応したPixie pointを検索します。壁を挟む屋内であっても9~15メートル、開けた屋外ならば最大45メートルほどの範囲までを探知し、X型のアニメーションで距離と方向を指し示して、探していたモノのもとへと導きます。探し物が1.5メートル以内の至近距離にまで接近した時には、アラームで知らせてくれる機能も付いています。

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(引用:https://www.getpixie.comから)

現在は事前注文を受け付けている段階で、2017年1月25日から発送が開始されるようです。残念ながら今はアメリカ国内でのみの発売なので、日本での販売を期待したいところです。

物をなくすと、すごく焦りますよね。記憶をたどって元いた場所に戻って、というのも手間。しかしそんな時でも、楽しく探すことができそうです。大人でも子供でも使えそうなアプリなので、迷子防止にも活用できるかもしれません。

【鉄道AR】晩酌のお伴に。食卓で電車を走らせよう

サントリーが行っている、ARを使用したキャンペーンの紹介です。「俺のデジツマ 第一弾 俺鉄by the MALT’S」は、スマホのカメラをテーブルなどの平らな場所に向けると、AR機能によりその上に線路が現れ、車両が走り出すように見えるというアプリです。

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(引用:http://www.suntory.co.jp/beer/themalts/oretetsu/から)

デジタルオツマミでデジツマです。

アプリは、公式サイトや、専用6缶パック裏面QRコード、料飲店ポスターからダウンロードできます。アプリダウンロードによって、205系(山手線)ですぐに遊べます。

追加車両を取得するには、対象製品のパッケージや、料飲店ポスターからアプリを起動したスマートフォンから認証面をスキャンします。スキャンが成功すると、ロックが解除され、期間に応じた車両を走らせることができます。

アプリを起動させたら、走らせる車両を選択します。次に、画面をテーブルなどの平らな面に向け、認識させます。すると線路が現れて、車両が走ります。

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(引用:http://www.suntory.co.jp/beer/themalts/oretetsu/から)

走っている車両を、様々な角度から撮影して、シェアボタンをタップすると、SNSに投稿することも可能です。

選べる車両は、全国各地を走る人気の車両、17種類。205 系(山手線)、H5 系(北海道新幹線)、EF81 形(トワイライトエクスプレス)、小田急特急ロマンスカー(VSE)、E7 系(北陸新幹線)、485 系(RED EXPRESS)、キハ 181 系(しおかぜ)、近鉄50000 系(しまかぜ)、E6 系(秋田新幹線)、E259 系(成田エクスプレス)、キハ 283系(スーパーおおぞら)、N700A(東海道・山陽新幹線)、36 系(三陸鉄道)、500系(山陽新幹線)、キハ 71 系(ゆふいんの森)、EF66形(ブルートレイン)、シークレットです。各車両は取得期間が決まっているため、期間外の車両取得はできないようです。

また、本アプリのダウンロードおよび利用は20歳以上の方に限らせていただきます、とのことです。

対象の商品は、350ml専用6缶パック または 500ml専用6缶パック、2月に発売予定の350mlキーホルダー付専用6缶パックがあります。また、料飲店ポスターでもダウンロードできる車両があります(近日公開予定の模様)。

キャンペーン期間は2017年5月31日までです。

お酒と鉄道好きの大人の方に良いキャンペーンだと思います。商品の販売促進につながりそうです。

まずはアプリをダウンロードをして、山手線を走らせてみてはいかがでしょうか。

【観光AR】ARを利用した観光ゲームで地方活性化

群馬県桐生市で、商店街を回遊する観光ゲームが行われています。

「2116 FEEL & COLOR それでもここにいる理由」は、桐生駅周辺に来ると遊ぶことができるゲームです。

遊び方は、まず、公式ホームページからアプリをダウンロードします。受付などは必要なく、桐生駅周辺に行けば遊ぶことができます。

街の至るところにあるセンサーから指令が出され、ストーリーが進んでいきます。スポットに行くと出題されるクイズを解きます。クイズが不正解だった場合、罰ゲームでヨガのポーズが用意されています。友達と一緒に、家族と一緒に楽しめるのではないでしょうか。スポットを9箇所回るとクリアとなります。

また、通常のミッションとは別に、サブミッションが入ることもあります。参加するかしないかはユーザーの自由となっています。

クライマックスではプロジェクションマッピングが使用されたゲームになっており、ラスボスとの戦いを演出します。

ゲームの実施期間は、2017年3月31日までです。ゲームのプレイ時間はサブミッションを含めると平均3時間から5時間です。1日で回りきれない場合は、次の日に遊ぶこともでき、ゲームをやめたところで続きを始めることが可能です。

アプリは公式ホームページからダウンロードできるほか、iPhoneおよびandroidの各種スマートフォンのアプリストアより、無料でダウンロードが可能です。

スポットを探索させることで商店街を回遊させることができるので、商店街の売り上げにつながる行動を取るユーザーも出てくるでしょう。商店街を回遊するため、商店街にある店をユーザーが知ることにもつながります。

ゲームは、勝敗によってエンディングが異なるマルチエンディングとなっています。期間中であれば続きからでもゲームを楽しめる、ということだったので、平日にのんびりゲームを進めることも、休みの日にしっかりゲームをすることもできます。このように色々な楽しみ方ができるところは、今後のイベントゲームで増えてくるかもしれません。

【御朱印AR】御朱印から神様が出てくる?御朱印ARアプリ

神社を参拝した時に、御朱印をいただきに来る方を目にすることが多くなりました。個性あふれる御朱印が、多くの方の心を掴んでいるようです。

今回はそんな御朱印をテーマにしたARアプリのご紹介です。

福岡県にある紅葉八幡宮の御朱印を専用アプリで読み込むと、官吏さんが現れて神様を呼び出します。そして神様のお話や、紅葉八幡宮について学ぶことができるというものです。

アプリを楽しむには、紅葉八幡宮のサイトやApp Storeからアプリをダウンロードし、アプリを開きます。

「はじめる」を押すとカメラが起動し、御朱印にかざすと、官吏さんが現れ、神様を呼び出します。登場した神様をタップすると、アクションをした後、ポーズを取ってくれます。

音の演出があるので、是非音を出して楽しむことをお勧めします。

全員で3人の神様が出てきてくれます。他にもアプリでは、神様のお話や紅葉八幡宮の歴史を知ることができます。

 

試したいけども、御朱印がないという方でも楽しめるように、ホームページに御朱印の画像が置いてあります。

Image uploaded from iOS

アプリをダウンロードして、スタッフが実際に試してみました。見事に官吏さんが現れました。ただ、印刷をせずにパソコンの画面で御朱印をスキャンしてしまうと、この画像のように神様を上から見下ろしてしまうことになるので、印刷してから楽しむことをお勧めします。

紅葉八幡宮や神様について知識を深めることができるほか、子供に聞かせる時にも喜ばれそうなものですね。

宣伝効果も期待できると思います。

今後、スタンプをスキャンすると何かが出てくる、というようなアプリが増えてくるかもしれませんね。

【防災AR】 避難所や火事などの災害を可視化するアプリ

いつどこでやってくるかわからない、さまざまな災害。
対策として避難訓練を行っていても、結局シナリオ通りの動きしかできずに終わり、あまり効果は見られなかったり、そもそも防災への意識が薄かったり、といったことが問題視されているようです。

今回はそんな防災に活用できそうなアプリが、2017年の1月6日に発表されましたのでご紹介します。
大阪市立大学都市防災教育研究センター(CERD)の吉田大介兼任研究員、三田村宗樹副所長と、株式会社ブリリアントサービスの共同で開発されたというこのアプリでは、防災訓練用に火災や土砂崩れなどの災害をタブレットの画面上で発生させることで、緊張感のある防災訓練を行うことができます。
AR関係の機能としては、タブレットに映した現実の風景に、災害の種類や範囲などを表現したアイコンをARで表示してくれるというものがあります。
ただの避難訓練ではイメージしづらい災害の発生位置やその状況を、現実の映像と合成して視覚的に伝えてくれるおかげで、明確なイメージを共有して訓練を行えそうですね。
機能は他にもいくつかあります。
災害が発生している範囲に入ってしまった場合、警告文や効果音でユーザーに警告をしてくれます。また、災害の種類に応じ、アプリ画面の色が変化するとのことです。現状では、赤色:火災、青色:浸水、黄色:道路閉塞、茶色:土砂くずれ、以上4種類4色が用意されているそうです。
火災発生エリアに立ち入ると、警告音が鳴り響き、画面全体が赤くなるということなので、なかなか臨場感があるのではないでしょうか。

また、端末にはマップ機能も付いており、そこには防災訓練で想定されている災害状況の情報を表示できる機能も付いているとのこと。
どれも防災意識の高まりが期待できそうな機能ばかりです。
今回ご紹介したこちらのアプリはiOS(ver. 9)以上のiPad端末において、無料で使用することができます。
また、アプリのプログラムコードやアイコン画像なども、オープンライセンスとしてWEB上で公開されています。
このようなアプリが全国で開発・使用されるようになり、防災への関心が高まってくれると良いですね。

プレスリリース記事やオープンライセンスのURLは、大阪市立大学のサイト内記事からどうぞ。