【近未来AR】コンタクトレンズでAR体験

近い将来、コンタクトレンズでARを楽しむことができる時代が来るかもしれません。

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(引用:http://www.epglmed.com)

スマートコンタクトレンズの開発で知られるEPGLが、Appleの協力を得て、iPhoneと連携させてARが体験できるスマートコンタクトレンズとiOSアプリの開発を進めていることがわかりました。

スマートコンタクトレンズというのは、レンズの構造が二層になっていて、外周に沿ってセンサーやストレージ、電子回路などが埋め込まれているコンタクトレンズのことです。普通のコンタクトレンズと同じように装着することができるようです。

今回開発が進められているのは、iPhoneと連携し、ARアプリによる映像を投影できるスマートコンタクトレンズです。

既存のARグラスと違うのは、コンパクトで目立たないことです。周囲にARを体験しているとはわからないので、より気軽にARを使えそうですね。

ARが体験できるスマートコンタクトレンズを開発しているのは、EPGLとAppleだけではありません。

Samsungが、ユーザーが装着しているコンタクトレンズをディスプレイにして、画像を直接映し出すものの開発を進めています。こちらは瞬きによってレンズを通じて指示を出すことができ、指示は連携しているスマートフォンに送られて処理されるようになっています。写真や動画を、レンズを通して閲覧できるようにすることができるようです。

Nianticも、ポケモンGO専用のスマートコンタクトレンズの開発に乗り出しているそうです。

注目されている、ARとスマートコンタクトレンズ。

さらに様々なAR体験ができるようになりそうです。

【ラベルAR】「澪」とご当地フォトフレームで写真を撮ろう

今回紹介するのは、“松竹梅白壁蔵「澪」スパークリング清酒”のスマートフォン・タブレット向け公式アプリ(以下、「澪」アプリ)です。AR技術を使って「澪」をもっと楽しむアプリに、2016年11月1日(火)から、「ご当地フォトフレーム」が追加されます。

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(引用元:http://www.takarashuzo.co.jp/news/2016/TS16-069.htm

「澪」アプリというのは、2014年11月にリリースをしたスマートフォン・タブレット向けのアプリです。

「澪」アプリと「澪」のボトルを用意して、アプリのカメラで、「澪」のラベル部分を撮影します。すると花見や紅葉、クリスマスといったシーンが映ったり、「澪」広告タレントの井上真央さんや玉木宏さんとの乾杯を楽しんだりすることができます。

今回追加された「ご当地フォトフレーム」は、利用者が「澪」アプリを立ち上げた場所に応じて、47都道府県別のフォトフレームが出現します。

各都道府県を代表する観光地や特産品などがデザインされたフォトフレームです。旅行に行った時に、撮影してみてはいかがでしょうか?またそのフレームを使って、「澪」を楽しんでいるところを写真に残すことができます。

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(引用元:http://www.takarashuzo.co.jp/news/2016/TS16-069.htm

京都と東京はこんな感じです。

他の都道府県はどのようなものなのでしょう。是非体験してみてください。

「澪」とご当地フォトフレームを使っての写真撮影は、いつもの晩酌のプラスになったり、旅の思い出に使ったりできそうですね。

【パッケージAR】ラーメンを、美少女と一緒に食べる!

今回は日清食品が行っているARを使用したキャンペーンについてです。

日清食品は、新発売の「日清ラ王」のカップ麺に合わせ、二次元の美少女キャラのARボイスドラマ、「マジで恋する8分間」を公開しています。

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(引用元:http://www.rao.jp/majikoi8/)

このキャンペーンの魅力は、まるで本当にキャラクターが隣にいて、一緒に麺を啜ってくれているかのような体験ができることです。

ボイスドラマには声優さんが麺を啜る音を実演されており、本当に一緒に話しているような臨場感を演出されているとのこと。

また、好きなキャラクターの好きな一瞬をスクリーンショットできるようです。

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(引用元:http://www.rao.jp/majikoi8/)

ボイスドラマを楽しむために用意するものは2つ。新パッケージのラ王と、無料のARアプリ「aug!」です。

ARアプリ「aug!」(ios/Android)をスマホにインストールし、ラ王のパッケージ上部にカメラを向けると女の子が現れます。お湯を入れて待つ5分と食べる間の3分(濃熟とろ豚骨は待つ時間2分、食べる時間6分)、合計8分のボイスドラマが楽しめます。
キャラクターに夢中になって、麺が伸びてしまう心配もありません。

このキャンペーンは2016年12月19日までです。

食事も楽しくなりそうですし、キャラクターを目当てでラ王の新しい味を買ってみる方もいらっしゃるかもしれませんね。

商品の販売促進につながりそうなARの活用事例です。

 

 

 

【解説】VRとARはどう違うの?

このサイトでは、主にAR技術のトピックに関する記事を書いていますが、読者の中には、VRとARの違いがよくわからない、という人も多いのではないでしょうか。そこで、今回はVRとARの違いをわかりやすくまとめてみました。

VRとは、一言でいうと、閉鎖的で没入感を提供してくれます。一方、ARは、VRと異なり、部分的な没入です。イメージしやすいように言い換えると、日頃我々が見ている世界を、スマートフォンやGoogle glassのようなデバイスによって、拡張してくれるのがAR技術と言えます。「没入のVR」に対し、「拡張のAR」と考えてもらえると、わかりやすいでしょう。

主に、自宅のリビングやオフィスで座った状態で体験するVRは、ゲームや映画に向いていると言えます。一方、ARは、街中や交通機関など、モバイルな体験を提供してくれます。VRは、圧倒的な没入感ゆえに、どうしても場所が限られてしまいます。しかしARは、いつでもどこでも特異な体験ができるチャンスがあるのです。

(典型的なVRとARの違いがわかる動画を紹介します

VR

AR

ARに期待される可能性のひとつに、多様なジャンルへの展開が期待できるということがあります。

しかし、ARはまだまだ一般的とは言えません。セキュリティやプライバシー面で、多くの課題を抱えているからです。Google Glassも、残念ながらプライバシーに関する問題が解決できず、いまだ多くの議論を生んでいるのが現状です。「現実拡張」という魅力的概念を、安全に誰も傷つけないように提供するには、もう少し時間がかかりそうです。